CASE 001
「人は頼った方がいい」安心できる住まいを得て、次の目標へ
住む場所や今後の生活に不安を抱え、約3か月間どう動けばよいか分からず悩んでいた村木さん(仮名)。みんホゴへ相談し、新しい住まいで生活を始めるまでと、その後に生まれた目標について伺いました。
執筆: みんホゴ編集部|内容確認: みんホゴ 支援責任者

相談前
住む場所や今後の生活に不安があり、状況をどうにかしたいと思いながらも、約3か月間具体的に動けない状態が続いていました。
現在
新しい住まいで安心して眠れるようになり、今の生活を「平和。望んどった生活」と表現しています。宅建資格の取得という次の目標も生まれました。
相談時の困りごと
- 住む場所や今後の生活に不安があった
- 何から始め、誰に相談すればよいか分からなかった
- 状況を変えたいと思いながら、約3か月間具体的に動けなかった
- 精神的に不安定で、一人では必要な説明を整理しにくい状態だった
最初の相談
みんホゴへ初めて電話したとき、村木さん(仮名)には不審感もありました。それでも、スタッフが話を聞き、率直に声をかけたことが、状況を整理するきっかけになったといいます。部屋の空き状況や入居できる時期について具体的な説明があり、生活保護の申請や特定の物件を無理に勧められたとは感じなかったそうです。
「最初は不審感もありました。でも、親身になって話を聞いてくれて、「住むところないでしょ」と言ってもらったことで、我に返ることができました。」
実際に行った支援
電話で状況を伺い、次の行動を整理
最初の電話で現在の状況を聞き、住まいについて具体的に考えるきっかけをつくりました。
空室状況と入居時期を具体的に説明
確認できた部屋の空き状況と、入居へ進める時期を伝えました。
「部屋の空き状況を確認して、「何日に入れます」とスムーズに連絡してくれたので、迷わず動くことができました。」
LINEと電話で準備を支援
相談後はLINEや電話で連絡を取り、必要な書類や医療関係の準備を進めました。
以前の住まいと市役所へ同行
以前の住まいや市役所へ行く際にスタッフが同行しました。一人では、これまでの不満やつらかった経験が先に出て、必要な説明がうまくできなかったかもしれないと振り返っています。
「最初に前の家へ行くときと、市役所へ行くときに、一人じゃなかったことが本当に安心しました。」
本人の意思で入居する部屋を選択
手続きや住まい探しで大きな負担を感じることはなく、入居する部屋もご本人の意思で選べたといいます。
「無理やり嫌な部屋に住まわされることもありませんでした。お部屋もとてもきれいです。」
入居までの流れ
- 1
相談前の約3か月
状況をどうにかしなければと思いながらも、何から始めればよいか分からず、具体的に動けない状態が続いていました。
- 2
最初の電話相談
不審感を抱きながらも電話し、現在の状況や住まいについて話しました。
- 3
LINE・電話で準備
空室状況と入居時期の連絡を受け、必要書類や医療関係の準備を進めました。
- 4
以前の住まい・市役所へ同行
スタッフと一緒に必要な場所へ行き、手続きと住まい探しを進めました。
- 5
相談から約1か月後
本人が選んだ新しい住まいへ入居し、生活を始めました。
生活面の支援
入居時に助かったものとして、洗濯機、布団、家電、Wi-Fiを挙げています。生活に必要な設備が用意されていたことで、新しい生活を始めやすかったといいます。
「Wi-Fiと家電の両方があったことが、一番助かりました。」
支援で大切にした距離感
スタッフが必要以上に訪問しなかったことも、安心につながりました。必要なときには支えながら、本人の生活や気持ちを尊重する距離感が合っていたと話します。
「スタッフが過剰に訪問してこなかったことが、すごくありがたかったです。あの距離感でいてくれたのが一番助かりました。」
入居後の変化
- 新しい住まいを「すごく心地が良い」と感じている
- 以前のような緊張が和らぎ、安心して眠れるようになった
- お風呂に入っているときに、特に安心を感じる
- 今の生活を「平和。望んどった生活」と表現している
- みんホゴの支援を一言で「平安」と表現している
「安心しすぎて、魂がすごい寝るんです。肉体的な疲れというより、魂が本当に安らいでいる感じです。」
「平和。望んどった生活。」
今後の目標
安心できる生活が始まり、宅地建物取引士、いわゆる宅建の資格を取得したいという新しい目標が生まれました。
「宅建の資格を取りたいと思っています。資格を取ることで、人への接し方も含めて、自分自身を変えていけるのではないかと思っています。」
やっぱり人は頼った方がいい。言わないと伝わらないから、とりあえず声を発すること。それが本当に大切だと思います。