CASE 002
「一人で悩まないで、どこかに相談してほしい」同行支援から始まった新しい生活
以前のグループホームでの生活に悩み、これからどうすればよいか分からない状態にあった宮川さん(仮名)。スタッフと今後の流れを整理し、手続きや引っ越しを経て、新しい生活を始めるまでを伺いました。
執筆: みんホゴ編集部|内容確認: みんホゴ 支援責任者

相談前
以前のグループホームでの生活に悩みながら、今後どうすればよいか分からず、「モヤモヤしていた」と振り返ります。
現在
新しい住まいで安心感が生まれ、作業所へ通いながら、自分の考えや気持ちを自分の言葉で伝えられるようになることを目指しています。
相談時の困りごと
- 以前のグループホームでの生活に悩んでいた
- これからどうすればよいか分からなかった
- 住まいを移るために必要な手続きや申請を、一人で進めることが難しかった
- 自分の考えや気持ちを、相手へ直接伝えることに課題を感じていた
最初の相談
宮川さん(仮名)がスタッフと最初に話したときに感じたのは、「優しい」という印象でした。グループホームや今後の手続きについても、分かりやすく説明を受けることができたといいます。生活保護の申請や住まいの契約について、無理に進められているとは感じなかったそうです。
「グループホームの説明は分かりやすかったです。結構優しかったです。」
「無理に申請や契約を勧められているとは、全く感じませんでした。」
実際に行った支援
これからの流れを一緒に整理
相談当時の悩みを聞き、以前のグループホームで必要な手続きから、新しい住まいへ移るまでの流れを一緒に整理しました。
「前のグループホームに一緒について行ってもらいました。そこで、ホームを解約して新しいところへ移るという、これからの流れを一緒に考えてくれました。」
以前のグループホームでの手続きに同行
以前のグループホームへスタッフが同行し、解約と住まいを移るための手続きを進めました。
複数の役所での手続き・申請に同行
住まいを移るまでに必要だった複数の役所での手続きや申請へ同行しました。
「一緒に役所をあちこち巡ってもらったことで解決できました。同行してもらったのが、すごく安心できて良かったと思っています。」
引っ越しまでの進行を支援
相談から約1か月の間に、手続き、申請、住まい選び、引っ越しを順番に進めました。
本人の希望と選択を尊重
どの住まいを選び、今後どのような生活をするかについて、本人の意思で決められたといいます。
「無理やりやらされるようなことは一切なくて、自分でちゃんと選べました。」
入居までの流れ
- 1
最初の相談
以前のグループホームでの生活と、今後どうすればよいか分からない状況について話しました。
- 2
今後の流れを整理
以前のグループホームでの解約手続きと、新しい住まいへ移るまでに必要なことを確認しました。
- 3
役所での手続き・申請
スタッフと複数の役所へ行き、必要な手続きと申請を進めました。
- 4
住まい選びと引っ越し
外出や門限など本人が重視する条件を確認し、本人が選んだ住まいへの引っ越しを進めました。
- 5
相談から約1か月後
必要な手続きを終え、新しいグループホームでの生活を始めました。
生活面の支援
家具や家電は、以前の住まいから持ってきたものに加え、新しい部屋に備え付けられていたものを利用しました。入居時から家電とWi-Fiを使えたことが、生活を始めるうえで役立ったといいます。
「家電もWi-Fiも両方、入居したときから備わっていて、すごく助かりました。」
本人の選択を尊重した支援
住まい選びで重視したのは、比較的自由に外出でき、門限が設けられていないことでした。費用や契約条件についても事前の説明と実際の内容に違いはなく、自分で住まいを選べたと話します。
「結構出歩いても大丈夫で、時間の門限がないところが良かったです。」
入居後の変化
- 相談前の「モヤモヤ」が和らいだ
- 以前よりも安心感が生まれた
- 現在の生活を「良い感じ」と表現している
- 作業所へ通えるようになった
- 必要な手続きを終え、新しい住まいへ入居できたことに最も安心した
「どうしていいか分からなくて、結構モヤモヤしていました。」
「今の生活は結構良い感じです。以前に比べて、すごく安心感があります。」
今後の目標
これからは一人でできることを増やし、特に自分の考えや気持ちを、自分の言葉で相手へ直接伝えられるようになりたいと話します。
「一人で何でもできるようになりたいです。」
「今は何かを伝えるときも、誰かを通してしまっている感じがあります。これからは自分の言葉で、直接言えるようになりたいです。」
一人で悩まないで、どこかに相談してほしいです。