CASE 004
「120%変わりましたね」自分のペースで過ごせる住まいへ
入院中から退院後の暮らしに不安を抱えていたK.S.さん。施設を経て新しい住まいへ移り、自分のペースで眠り、日常を過ごせるようになるまでと、支援への率直な評価を伺いました。
執筆: みんホゴ編集部|内容確認: みんホゴ 支援責任者

相談前
入院中から退院後の生活をどうすればよいか分からず、相談前の気持ちを「絶望」と振り返ります。退院後は施設へ戻り、新しい生活に必要な手続きを進めました。
現在
新しい住まいで一人の時間を持ち、決められた時間に起きる生活から離れて、自分のペースで眠れるようになりました。まずは息抜きをしながら、普通の日常を過ごしたいと話しています。
相談時の困りごと
- 入院中から退院後の生活をどうすればよいか不安だった
- 相談前は、今後について「絶望」と感じていた
- 新しい住まいへ進むために必要な受給者証がなかった
- 制度や手続きについて、自分だけでは分からないことがあった
最初の相談
同じ施設にいた利用者からみんホゴを知り、「何もしないと何も始まらない」とLINEで相談しました。相談することへの不安はなく、やってみるしかないという気持ちだったといいます。受給者証がなかったため、最初はすぐにグループホームへ入ることが難しい状況も率直に説明されました。
「何もしないと何も始まらないから、とりあえずしてみようかなという感じです。」
「もう「破れかぶれ」というか、やってみるしかないという気持ちでした。」
実際に行った支援
LINEで相談し、入居までの条件を確認
最初からLINEで連絡を取り、住まいへ進むために必要な受給者証や手続きの流れを確認しました。
内覧時に住まいと費用を説明
内覧の際に、住まいの内容や毎月の費用について説明を受けました。生活保護の申請や契約を無理に進められたとは感じなかったと話しています。
「それはないです。」
認定調査後の手続きを進行
認定調査までは時間がかかりましたが、調査後は必要な手続きがまとまって進み、相談から約1か月半で入居しました。
入居時の家電トラブルへ対応
入居当日に洗濯機、電子レンジ、テレビなどの不具合が分かり、スタッフがテレビを使える状態にし、洗濯機も動くものへ入れ替えました。インタビュー時点では、インターホンの不具合が残っていると話しています。
入居後の複雑な書類手続きを支援
入居後も、役所から届く収入申告などの複雑な書類について、内容を確認しながら手続きを支援しています。
「「そこまでやってくれるのか」という印象です。」
「自分ではよく分からないので「こっちでやっておきます」とサポートしてくれるので本当に助かります。」
入居までの流れ
- 1
入院中
退院後の生活をどうすればよいか分からず、入院中から継続して不安を抱えていました。
- 2
LINEで相談
同じ施設にいた利用者を通じてみんホゴを知り、LINEで相談を始めました。
- 3
退院後、施設で手続きを準備
退院後は施設へ戻り、グループホームの書類を提出して認定調査を待ちました。
- 4
認定調査後に内覧・契約へ
認定調査後は手続きが進み、住まいと契約条件を確認しました。
- 5
相談から約1か月半で入居
新しい住まいへ移り、一人で自分のペースを取り戻す生活を始めました。
生活面の支援
生活に必要な家電のうち、特に洗濯機と電子レンジが役立ったと話します。一方で、入居時には複数の家電や設備に不具合があり、スタッフが交換や調整に対応しました。
「電気系統、特に「洗濯機」と「電子レンジ」ですね。」
支援への評価と、説明面で残った課題
手続きは流れに沿って進み、希望に近い形で入居できた一方、選べる住まいが実質的に一つで、収納のある部屋など、もう少し選択肢が欲しかったと話します。また、事務手数料や火災保険など一部費用の説明が事前になく、不満が残ったという率直な指摘もありました。支援内容だけでなく、費用や選択肢について早い段階で分かりやすく伝えることが今後の課題です。
「もうちょっと住居の選択肢が欲しかったなと思います。」
入居後の変化
- 施設での生活から、一人で過ごせる住まいへ移った
- 決められた時間に起きる必要がなくなり、自分のペースで生活できるようになった
- 自分のペースでよく眠れることに安心を感じている
- 複雑な書類について、入居後もサポートを受けている
- 相談前の「絶望」から、生活が「120%変わった」と感じている
「やはり一人になれたことです。」
「自分のペースでゆっくり生活できていると感じます。」
「120%変わりましたね。」
「自分のペースで「よく眠れるようになった」ときです。」
今後の目標
長く続いた入院生活を経て、今は新しい目標を急いで決めるのではなく、まずは息抜きをしながら、普通の日常を自分のペースで過ごしたいと話しています。
「まずは少し息抜きをしたいです。普通の、日常の生活を過ごしたいです。」
一人で抱え込まずに、他の人や色々な支援機関に相談してみてほしいです。