病院のお金がない時の生活保護|医療費が払えない場合の相談と医療扶助の仕組み

生活保護の基礎知識公開日:読了目安 約6

執筆:みんホゴ編集部|監修:株式会社APLUS(みんホゴ)

この記事の要点

  • 病院の医療費が払えない、保険証がない場合でも生活保護の医療扶助を利用すれば本人負担なしで受診できます。
  • 医療扶助は費用を直接医療機関へ支払う仕組みで、窓口で現金を用意する必要はありません。
  • 大阪の居住支援「みんホゴ」では相談から申請窓口への同行まで無料で対応し、毎日9:00〜21:00に電話・LINEで連絡を受け付けています。
  • 生活保護の申請には福祉事務所への相談が必要で、資産や収入の調査後に保護の要否が決定されます。

病院のお金がない時は生活保護の医療扶助で本人負担なしで受診できる

病院の医療費が払えない、保険証がない状態でも、生活保護の医療扶助を利用すれば本人負担なしで医療サービスを受けられます。医療扶助は費用を直接医療機関へ支払う仕組みのため、窓口で現金を用意する必要はありません。

医療扶助とは、生活保護制度の一部として、生活に困窮する方が必要な医療を受けられるよう、費用を公費で負担する制度です。

大阪の居住支援「みんホゴ」では、医療費が払えずに困っている方の相談を毎日受け付けており、生活保護の申請に必要な書類準備から福祉事務所への同行まで無料で対応しています。電話またはLINEで毎日9:00〜21:00に連絡を受け付け、LINEは24時間受信可能です(返信は21時まで、以降は翌日対応)。

医療扶助の仕組みと対象となる医療サービス

医療扶助で受けられる医療サービスの範囲

医療扶助の対象となる医療サービスには以下が含まれます。

  • 診察
  • 薬剤または治療材料
  • 医学的処置、手術その他の治療
  • 居宅における療養上の管理およびその療養に伴う世話その他の看護
  • 病院または診療所への入院およびその療養に伴う世話その他の看護
  • 移送(通院や入院のための交通費)

これらの費用は本人負担なしで、費用は直接医療機関へ支払われます。窓口で現金を用意する必要はありません。

保険証がない場合でも受診できる

生活保護の医療扶助を利用する場合、保険証がなくても受診できます。福祉事務所が発行する医療券または調剤券を医療機関に提示することで、医療サービスを受けられます。ただし、受診前に福祉事務所へ連絡し、医療券の発行手続きを行う必要があります。

医療費が払えない時の相談から申請までの流れ

1. 福祉事務所または居住支援法人への相談

医療費が払えない場合、まずは現在お住まいの地域を所管する福祉事務所の生活保護担当、または大阪府指定の居住支援法人「みんホゴ」へ相談してください。福祉事務所は市(区)部では市(区)が、町村部では都道府県が設置しています。

みんホゴでは、相談時に生活保護制度の説明、必要書類の準備、申請窓口への同行までを無料で対応します。猛暑や厳寒の時期でも、屋外で長く待たせないよう段取りを急ぎます。

2. 生活保護の申請

生活保護の申請には、原則として氏名や住所、保護を受けようとする理由、資産および収入の状況などを記載した申請書を福祉事務所に提出します。ただし、特別な事情があれば申請書がなくても申請できます。

申請時には、世帯の収入・資産等の状況がわかる資料(通帳の写しや給与明細等)を提出することがあります。

3. 調査と決定

申請後、福祉事務所は以下の調査を実施します。

  • 生活状況等を把握するための実地調査(家庭訪問等)
  • 預貯金、保険、不動産等の資産調査
  • 扶養義務者による扶養(仕送り等の援助)の可否の調査
  • 年金等の社会保障給付、就労収入等の調査
  • 就労の可能性の調査

調査の結果、保護の要否が決定されます。決定までの期間は自治体により異なりますが、相談時に確認できます。

4. 医療扶助の利用開始

生活保護が決定されると、医療扶助を利用できるようになります。受診前に福祉事務所へ連絡し、医療券の発行を受けてから医療機関を受診してください。

生活保護を受けるための要件

資産・能力・その他あらゆるものの活用

生活保護は世帯単位で行い、世帯員全員が利用できる資産、能力その他あらゆるものを最低限度の生活の維持のために活用することが前提です。

  • 資産の活用:預貯金、生活に利用されていない土地・家屋等があれば売却等し生活費に充てる
  • 能力の活用:働くことが可能な方は、その能力に応じて働く
  • あらゆるものの活用:年金や手当など他の制度で給付を受けることができる場合は、まずそれらを活用する
  • 扶養義務者の扶養:親族等から援助を受けることができる場合は、援助を受ける

そのうえで、世帯の収入と厚生労働大臣の定める基準で計算される最低生活費を比較して、収入が最低生活費に満たない場合に保護が適用されます。

支給される保護費の内容

生活保護では、生活を営む上で必要な各種費用に対応して以下の扶助が支給されます。

  • 生活扶助:日常生活に必要な費用(食費・被服費・光熱水費等)
  • 住宅扶助:アパート等の家賃等(定められた範囲内で実費を支給)
  • 教育扶助:義務教育を受けるために必要な学用品費等
  • 医療扶助:医療サービスの費用(本人負担なし)
  • 介護扶助:介護サービスの費用(本人負担なし)
  • 出産扶助:出産費用
  • 生業扶助:就労に必要な技能の修得等にかかる費用
  • 葬祭扶助:葬祭費用

厚生労働大臣が定める基準に基づく最低生活費から収入(年金や就労収入等)を引いた額が保護費として毎月支給されます。

大阪で医療費が払えない時の相談窓口

みんホゴの無料支援内容

大阪の居住支援「みんホゴ」(運営:株式会社APLUS、大阪府指定居住支援法人 登録番号:大居232)では、医療費が払えずに困っている方の相談を無料で受け付けています。

無料の範囲は、相談、書類準備、申請窓口への同行です。入居後の家賃などの契約費用は別途かかります。

対象エリアは大阪市・大阪府を中心としており、2025年2月頃から支援を開始しています。自社で確保できる物件を持ち、空室確認や内見の段取りを自社で進められるため、案内までの時間を短くしやすい体制を整えています。

連絡方法と受付時間

電話またはLINEで毎日9:00〜21:00に連絡を受け付けています。LINEは24時間受信可能ですが、返信は21時までとなり、それ以降は翌日の対応となります。

毎日相談の連絡を受け、実際に会って部屋案内をしているため、申請の準備から窓口同行、住まいの相談まで同じ窓口で進められます。

よくある質問

保険証がなくても病院を受診できますか?

生活保護の医療扶助を利用する場合、保険証がなくても受診できます。福祉事務所が発行する医療券を医療機関に提示することで、本人負担なしで医療サービスを受けられます。受診前に福祉事務所へ連絡し、医療券の発行手続きを行ってください。

医療費以外にも生活費が足りない場合はどうすればよいですか?

医療費だけでなく生活費全般が足りない場合も、生活保護の申請を検討してください。生活保護では医療扶助のほか、生活扶助(食費・光熱水費等)、住宅扶助(家賃等)など、生活を営む上で必要な各種費用に対応した扶助が支給されます。福祉事務所または居住支援法人「みんホゴ」へ相談してください。

生活保護の申請から決定までどのくらいかかりますか?

申請から決定までの期間は自治体により異なります。申請後、福祉事務所が生活状況や資産、扶養義務者の状況などを調査し、保護の要否を決定します。具体的な期間は相談時に福祉事務所または居住支援法人へ確認してください。

出典

本記事は厚生労働省「生活保護制度」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html)を参考に作成しています。

#生活保護#医療扶助#医療費#保険証#福祉事務所

執筆

みんホゴ編集部

生活保護・住まい支援の相談スタッフ

大阪を中心に生活保護の申請サポートと住まい探しを支援する「みんホゴ」(株式会社APLUS)の編集チーム。現場での相談・申請同行の経験に基づいて記事を執筆しています。

監修

株式会社APLUS(みんホゴ)

大阪府指定 居住支援法人(登録番号:大居232)

大阪府指定の居住支援法人として、生活保護を利用する方の住居確保と申請サポートを行っています。掲載内容は現場での支援実務に基づいて確認しています。

運営者の詳細は運営者情報・支援方針をご覧ください。

あわせて読みたい制度ガイド

関連記事

引っ越し費用が払えない|生活保護の転居費用と支給されない場合の相談先【大阪】
生活保護の基礎知識7

引っ越し費用が払えない|生活保護の転居費用と支給されない場合の相談先【大阪】

引っ越し費用が払えない時、生活保護の転居費用(引越代・敷金礼金)が支給される条件と、支給されない場合の代替手段を解説。福祉事務所への相談タイミングと必要書類、大阪の支援団体の連絡先を明記。

生活保護の申し込みに付き添いが必要な方へ|電話相談から申請同行まで無料で対応
生活保護の基礎知識6

生活保護の申し込みに付き添いが必要な方へ|電話相談から申請同行まで無料で対応

一人で役所に行くのが怖い・不安な方向けに、電話相談から申請窓口への付き添いまで無料で対応する支援の流れを解説。大阪府指定の居住支援法人が、相談・書類準備・同行をワンストップで進めます。

敷金礼金が払えない時の生活保護相談|住宅扶助で初期費用を抑える方法
生活保護の基礎知識5

敷金礼金が払えない時の生活保護相談|住宅扶助で初期費用を抑える方法

敷金礼金が払えない状態で生活保護を申請する際、住宅扶助で初期費用をどこまで抑えられるか、福祉事務所での相談の流れと大阪で初期費用なしで入居できる住まいの探し方を解説します。

記事を読んで不安になったら、そのままご相談ください

生活保護の申請も住まい探しも、相談だけで大丈夫です。LINE 24時間受付|電話・LINE返信 〜21:00|日曜・祝日も電話対応